今年の外食シーンを賑わしたのは? 2023年トレンドグルメ総ざらい!
■田舎の大鵬 住所 : 京都府綾部市八津合町別当2-1 蓮ヶ峯農場
その日に手に入った食材でメニューを構成する三重県の「3274」もある意味「田舎の大鵬」に近いかもしれない。2020年3月にオープンしたたった4席のイノベーティブレストラン。公共の交通機関はなく車でのアクセスのみだが、捌きたてのジビエと自家農園の野菜で作る唯一無二の料理を求めて全国からFoodieが集まる。
■3274 住所 : 三重県津市美杉町下之川3274 TEL : 090-9623-6725
新潟の「my farm to table おにや」はシャポン(去勢鶏)を堪能できる鳥料理店。オーナー自らが鶏を育てる・捌く・調理する、全ての工程を行う。2022年11月のリニューアルを機に料理の幅も広がり評判も鰻上り。
■my farm to table おにや 住所 : 新潟県新潟市中央区東堀前通8番町1377 TEL : 025-210-7939
長年「1,000円の壁」に悩まされていたラーメン業界。「1,000円の壁」とは原材料や人件費、家賃等の高騰により値上げをしたくても“ラーメンは1,000円以下”という世間の認識が強いためデフォルトのラーメンを1,000円以上に設定できないジレンマのこと。
だがこの数年でデフォルトのラーメンを1,000円以上にする店が急速に増え、「1,000円の壁」は静かに崩壊していたようだ。10月に移転した「饗 くろ喜」も基本の「塩そば」が1,150円、麻布台ヒルズにオープンした「麺尊 RAGE」は「軍鶏そば」が2,000円だ。実際に食べるとスープから麺、具材まで恐ろしく手が込んでおり、決して高くは感じないお店も多い。
■饗 くろ喜 住所 : 東京都台東区浅草橋1-28-9 ROJI ASAKUSABASHI 1F TEL : 03-3863-7117