【エルムS】不安要素が少ないナチュラルハイを推奨 ハイペース、単回収率265%データも味方に
3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は8月4日(日)に札幌競馬場で行われるエルムSについて下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。 【レパードステークス2024 推奨馬】世代トップクラスの実力、騎手は過去10年で複勝率71.4%! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) ・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」 ・目には見えない上積みを探る「前走の内容」 ・適性と素質を知るための「血統評価」 特別登録のあった18頭を検討対象とし、過去10年のデータを使用する。
重要データ:中心はマリーンS組
エルムSは夏場に少ない中距離ダート重賞であることに加え、クセの少ない札幌競馬場ということもあり多くの馬が特別登録してくる(2021年は函館開催)。そんなエルムSで重要視したいデータは前走レース別成績。過去10年で勝ち馬が出ているのはマリーンS、平安S、安達太良S、東京大賞典の4つ。今年は安達太良Sと東京大賞典からの臨戦馬はいないのでこの2つを省いてデータを見ていく。 まずは7頭の勝ち馬を輩出しているマリーンS。【7-3-2-35】で勝率14.9%、複勝率25.5%、単勝回収率118%、複勝回収率71%という数字だ。マリーンS組においては着順が非常に重要。1~3着だった馬に限ると【7-3-0-11】で勝率33.3%、複勝率47.6%、単勝回収率265%、複勝回収率124%と非常に優秀だ。 続いては平安S。【1-2-2-5】で勝率10.0%、複勝率50.0%、単勝回収率122%、複勝回収率197%。こちらも高い数字を残している。こちらは着順ではなく前走時の人気が重要で1~5番人気だった馬は【1-1-1-3】で勝率16.7%、複勝率50.0%、単勝回収率203%、複勝回収率201%とさらに良くなる。 今年はマリーンSの1~3着馬と平安S勝ち馬のミトノオーが出走予定。ミトノオーは平安Sでは5番人気と好走データに合致しており、こちらも有力な存在であることは間違いなさそうだ。 【前走マリーンSで1~3着の出走予定馬】 ・ナチュラルハイ(1着) ・サンテックス(2着、除外対象) ・テーオードレフォン(3着)