【ジャパンC】ドウデュース・松島正昭オーナーは祝福の渦の中で喜びを爆発「さすが武豊」
天皇賞・秋に続き、東京競馬場で栄光をつかんだドウデュースのオーナーで(株)キーファーズ・松島正昭代表(66歳)は、祝福の渦の中で喜びを爆発させた。「勝ちたいという気持ちが強く緊張もしたが、レース中は腹をくくって楽しんで見ていられた」と笑みを浮かべ、最後方からの騎乗には、「さすが武豊、すごい。関係者すべてに感謝しかありません」と頬を紅潮させた。表彰式ではファンから大声援を浴びた。「うれしかった。ドウデュースは有馬記念が最後になるとは思いますが、みなさんに恩返しができるようなら…また頑張りたい」と話し、目を潤ませた。 ノーザンファームの吉田勝己代表(76歳)も美酒に酔った。「日本の競馬全体のため武騎手が勝ったのは良かった。あのスローで一時はどうなるかと。でも自信を持って最後まで我慢させ、しまいを生かしたのはさすが。すごいというほかない」と馬の強さと騎乗を称賛。来春から種牡馬になる公算が大きいことにも触れ、「距離(適性)に幅があり、どんな肌馬との間でも、いい子を出せるだろうね。大成しそうだ」と期待した。