【ボートレース】無欲のようで…池田浩二がひそかに優勝を狙う
◆SG第39回グランプリ(21日・ボートレース住之江=5日目) 池田浩二(46)=愛知=は前検日に「今年はベスト6に入るのが目標だったからね。もう、最終日が来るのを待つだけ」と話していたが、終わってみればしっかり優勝戦に駒を進めた。トライアル2nd3回戦12Rは、5コースからコンマ10のトップスタートを決めると、勢いそのままに1マークで全速ターンを繰り出して2着。逃げた桐生順平(38)=埼玉=に迫る気迫のレースだった。優勝戦進出を決めても「明日は明日の調整をします」と完全リラックスムード。無欲の時の池田ほど怖いものはない。外枠の5号艇でも侮れない存在で、11年ぶり3度目のグランプリ制覇をひそかに狙っている。
報知新聞社