浅田真央さん ソチ五輪でメダル絶望の窮地「日本に帰れないと…」 救ってくれた大物歌手とは?
フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さん(34)が4日放送の日本テレビ「加藤浩次&中居正広の歴代日本代表286人が選ぶこの日本代表がスゴい!ベスト20」(後7・00)にVTR出演。14年ソチ五輪での奇跡のフリープログラムの舞台裏を告白した。 【写真あり】浅田真央さんが救われたという大物歌手 10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田さんは、金メダルを目指して14年ソチ五輪に臨んだ。しかしショートプログラムでは、トリプルアクセルを転倒するなどまさかの16位でメダル獲得が絶望的となった。 「1回心が折れて、フリー演技のことは考えられなかった」と回想。ショートプログラムの夜は、なかなか眠ることができず、気持ちの切り替えが上手くいかなったという。 気持ちの整理がつかないままフリープログラムのために会場入り。しかしウォームアップでは震えるなど体が硬直していたという。「本当に逃げ出したくて、日本に帰れないと思った。1番追い詰められたかもしれない」と当時について明かした。 フリー演技まであと2時間。棄権まで考えていた時に大ファンである浜崎あゆみの「SIGNAL」が不意に流れてきたという。「浜崎あゆみさんの声を聴くとパワーがもらえる。私を助けてくれた曲だと思います。気持ちも凄く辛かったんですけど、胸を張って挑もうと思えました。歌詞がそのまま私の気持ちにリンクして私の心に響きました」と浜崎の音楽に救われたこと初告白した。 結果的にフリー演技では全てジャンプも決めた。「本当にソチは不思議でした。あんな経験はないくらいジャンプ決まったんですけど、自分の力で跳んでない感覚でした」と振り返った。