愛知県・大村知事が定例会見7月20日(全文1)東京への不要不急の移動は自粛を
他県由来の方が非常に多い
そういう意味では他県由来の方が非常に多いという実態ということと、あと年代別で見ますと、20代、30代の方が合わせて64.3%、それに10代以下の方を加えますと、30代よりの下の方で71.3%と非常に若い方が多いという実態がございます。そうした実態。 そしてもう1つがやはり4月の状況から比較しますと、決定的に違うのがこの愛知県の感染者の症状別状況でございます。お手元の資料と見比べてお聞きいただきたいと思いますが、2、3、4の第1波におきまして、感染者数に占める重症中等症の割合が32%でございました。32%でございました。その後5月以降、重症の方はおられません。重症者0ということと、そして中等症の方がこの7月も3人。115人のうち3人でありますので、割合としては2.6%。ほとんどの方が軽症、もしくは無症状ということでございます。重症、中等症、軽症という定義はこの表の下に書いてあります。重症の方は人工呼吸器、ECMO、ICU。中等症の方が酸素吸入を実施した方、もしくは肺炎と診断された方ということでありますので、そういう意味では軽症、無症状の方がほとんどであるということの実態を、これは踏まえなければいけないということだと思っております。 ということでありますので、私どもとしては、これは大変厳しい状況だということは認識いたしておりますが、引き続きこれは状況を注視していきたいというふうに思っております。 そして先週私が木曜日に申し上げましたが、1つはやはり不要不急の東京への移動自粛をお願いしたい。そして新しい生活様式の実践など、適切な行動をお願いしたい。そして感染防止対策の徹底をお願いしたいということを申し上げたいと思っております。ということで、県民の皆さまには適切な行動、新しい生活様式、マスクの着用、ソーシャルディスタンス、距離を置く、そしてまた、せきエチケット、手指消毒などの適切な行動をお願いしたいということ。 そしてさまざまなお店なり事業者には感染防止対策、業種、業態ごとにガイドラインを作っております。そのガイドラインをしっかり守っていただければ感染拡大は防止できるということでございますので、いま一度私どもの提示させていただいたガイドライン等々を踏まえて、そしてまた各事業所、お店等にはそうした安全・安心施設を証明するステッカーでありますとかポスターをお配りしておりますので、それをぜひご活用いただいて、あれはチェックリストにもなりますので、ご活用いただいて取り組んでいただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。