愛知県・大村知事が定例会見7月20日(全文1)東京への不要不急の移動は自粛を
感染経路の不明なケース増加の背景は
読売新聞:読売新聞ですけども、全体で見ると感染経路の不明な人というのが30%弱なんですけども、ここ1週間でかなり人数が増えてきて、【********* 00:16:51】、感染経路が不明なケースがかなり増えたなという印象を受けます。どういったものが背景にあるのが、どのように知事として考えていらっしゃるのかというのを聞かせてください。 大村:背景といいますか、そうしたことはやはり専門家の皆さまの分析だろうと思いますが、間違いなく言えるのはやはり首都圏、東京および首都圏でこれだけの患者さんが連日発生をするということになりますと、やはり新幹線で東京―名古屋1時間40分ということでありますし、さまざまな社会・経済活動等々で移動をされておられますので、そういう意味ではそうしたところからも感染が広がってるということは事実だろうというふうに思います。 当初、先週の冒頭は、最初、先週火曜日に5人となってちょっと多いかなと思ったら、水曜日16人、それから木曜日21人という形で2桁になったということで、当初の感染経路は東京、首都圏由来が半分、もしくは半分以上でありました。ということでありますので間違いなくそれは東京および首都圏からといいますか、来られた方がここでいろんな会食、接触をされて感染をされる。そして愛知県からも例の新宿の劇場に行って感染された方が、その接触から10人ということもありますので、そういった意味でそちらから広がっているということは事実だろうというふうに思っております。 そういう意味でそうした点はしっかりと引き続き注視をしたいと思いますし、東京および首都圏への不要不急の移動はやはりお控えをいただきたいということは先週申し上げたとおりであります。そういった形でお願いをしたいと思います。 ただもう1点は、やはり形でいったん広がっていきますと、今回の特徴は先ほどの資料にもありますように非常に若い方が7割以上だということと、ほとんどの方が軽症、無症状ということでありますので、そういう意味では非常に広がっていきやすいという状況に今あるのではないかというふうに思います。引き続きこれは状況を注視していきたいというふうに思っております。 ですから県民の皆さまには引き続き注意と適切な行動をお願いしたいというふうに思います。感染防止対策は県民の皆さま、そしてまた事業者の皆さまにも徹底をお願いしたいということでございます。 【書き起こし】愛知県・大村知事が定例会見7月20日 全文2に続く