大阪・松井市長 オンライン授業時数カウントされない点に「対面授業とは別物扱いはちょっと違う」
大阪・松井市長 オンライン授業時数カウントされない点に「対面授業とは別物扱いはちょっと違う」
大阪市の松井一郎市長は12日、大阪市役所で定例記者会見を開いた。会見で報道陣から「オンライン授業が授業時数としては計算されないと国の基準になっていると思うが授業時数として計算すべきか」との問いに対し「なんでそれが対面授業と同じように、カリキュラムの日数に入れ込まれないのかというのは、1回(萩生田光一文部科学)大臣に直接聞きます。入れてくれって言いますよ」と述べた。 【中継録画】大阪市・松井市長が定例会見(2021年5月12日)
松井市長は「オンライン授業は本来の授業日数にカウントさせないということを言われたら、間違いなく補習授業をどこかでやらないかんしね。今回はゴールデンウイークの期間も重なっているし、日数にしたらそんなに長くないけど。じゃあなんでオンラインをここまで早急に仕上げてきたのっていうことになりますから」と述べた。 また「1年間のカリキュラムを消化したことには、オンラインはまったく対面授業とは別物扱いは、やっぱりちょっと違うと思うんで。そこをちょっと大臣に申し上げたい」と続けた。
そして「もちろん遅れてるっていうのが、はっきり現場で確認できた場合は、補習とかも含めて、子供たちの学力格差につながらないようには、これはやっていこうというのは教育委員会とも話をしています」とも説明していた。 報道陣から「いつ申し入れを行うか」という質問に対しては「もう今日でも電話します」と答えていた。