大阪府・吉村知事が定例会見9月22日(全文4)宣言の扱い、今週末までに方向性判断したい
人と人との接触がない限りウイルスは広がらない
増えたらわれわれ対応せなあかんし、医療も対応するのも、増やすのもわれわれなんで、専門家とかコメンテーターだったら、それは言いっぱなしで終わるけど、増えたときに下向いてたら分からんふりもできますけど、僕らはそれができないので、そこだけに頼るっていうのは僕は違うと思うけれども、やっぱりここはなんらかのウイルス側の事情があるかどうかっていうのは、ぜひ専門家の意見を聞きたいですね。 もしそうだと仮定するならば、さっきの緊急事態宣言の解除にもつながってくるんです。もう全部解放してやって、じゃあまた今度いつか必ず増えるわけだから、そのときまでは対策を準備しておいて、増えたら増えて対応すると。それも、なんて言うのかな、その波にある程度あらがうことなくいったほうがいいんじゃないかというような意見も出てくると思うけど、非常にそれに乗るのは、僕は知事としては危険だろうなと。テレビで言いたい放題言うだけだったらいいですけど、それはちょっと難しいなと思っています。ていうのも、誰も証明してないから、だからまさにそこは、それこそ本当に専門家が賛成派、反対派いると思うけど、やってもらいたいと思います。 ただ、僕自身は先ほど申し上げた3つの事情が一番多いし、プラスアルファでウイルス側の事情もあるかもしれないけども、それを見越した対策を取るつもりはあまりないです。逆にそれで増えたときに対応困難になるので。やっぱり原則としては、人と人との接触がない限りウイルスは広がらないので、人と人との接触の機会とか、ちょっとした意識だとか、そういったことが非常に重要だと思っています。
10代のワクチン接種をどうするのか
産経新聞:すいません、ちょっとその中でも、今回、感染者が多かったものの、やはりワクチン効果っていうのが1つあって、重症者の数が第4波と比べると、割合で言うとだいぶ少なくなったと思うんですけれども、その一方で、今、10代の子たちが結構、感染が多いというお話があったりする中で、10代のワクチン接種どうするかっていうところで、大阪府としても今回、受験生に向けては心配を払拭するっていう部分も含めて、29日から始められると思うんですけども、実際、最大、これが全部、今回の新別館でやるやつがフルでできた場合は受験生、どれぐらいにワクチンの接種ができるかっていうことと、あと、実際、そういう受験生に打てる環境をつくることの意義。あと10代の接種を今後どうするかっていう部分を伺えればと思うんですけれども。 吉村:まず、1日1000回、ここに書いてないですかね、1日1000人分打ちますから、土日で2000人ずつ打っていくということになります。それからここで受けるのは土日で2000人ずつ打っていくということになりますが、これはアナウンスしていますので、ここだけじゃなくてもいろいろ受験生優先でやっている市町村も出てきていますから、そういったところの利用も促進されると、複合的だと僕自身は思っています。 そうじゃなくても、例えばクリニック系でも、個別接種やっていますので、ぜひそういったこともあるから早めに受けてくださいねということを考えています。ここで受けれるのは1日1000人分を、何回分やるのかな。合計で2万人の方に確か、ここは接種するんですけれども、40代、50代も入れて。そこは予約の埋まり具合で、いろいろ変えてもいいかなとは思っていますが。そういったことを今、想定をしています。 だから全部ここでやろうというのは考えてはいないです。できるだけこういうことをするので、いろんな接種会場はあるから早くお願いしますねと、どうぞということの趣旨も含んでいます。それと、なんでしたっけ。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見9月22日 全文5に続く