【西武】野村大樹が本拠地の夏場対策に本格着手「次元の違う暑さ」 契約更改は450万円増
西武・野村大樹内野手(24)が3日、球団事務所で契約更改交渉に臨み450万円アップの1520万円(金額は推定)で来季の契約を更改した。 今年7月に齋藤との交換トレードで加入した野村は6年目で自己最多となる59試合に出場し打率2割2分2厘、5本塁打、22打点をマークした。 クリーンアップに座る機会も多かった野村は「球団も変わって気持ちも新たに変わった。納得いかない部分もあったし、来年に向けてやるべきことが明確になったシーズンだった」と収穫と反省の多かった1年を振り返った。 その課題について野村は「1年間ベルーナ(ドーム)でやる体力だったりペイペイドームや他球場とは違う暑さを感じた。夏場に体力が落ちないように体力作りだったりをしていきたい」と西武に移籍したからこその課題を口にした。 「来た初日のロッテ戦で目が痙攣してしまって球があまり見えなかったり、そういうのを経験したので水分補給だったり栄養士に相談していた。今までアクエリアスとかは嫌っていたんですけど、試合前にOSー1(経口補水液)とかを飲むようにして先に水分補給をしっかり摂るようにしてやっていた。(ベルーナドームは暑さの)次元が違います(笑い)」 こういって笑った野村だが、この球場を本拠地とするチームの選手にとっては死活問題。事前の十分な対策が必要ということだ。 その上で外崎がサードにコンバートされる来季のポジション問題について野村は「誰よりも打てばポジションは空くと思う。自分の持ち味は打撃なので。ファンの方に野村が来て良かったと思ってもらえるように頑張りたい」とバットで内野の一角を奪う決意を語っていた。
東スポWEB