一番すごいのは!? 日本代表、最新アシストランキング1~10位。トップは驚異の22アシスト!?
3位:久保建英(11アシスト)
生年月日:2001年6月4日 所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン) 森保体制での日本代表出場試合数:38試合 サッカー日本代表が森保一監督体制となってから、3番目に多くのアシストを記録しているのは久保建英だ。 18歳でA代表デビューを果たした久保が初アシストを記録したのは、意外にも最近のこと。2023年6月に行われたエルサルバドル代表との国際親善試合だった。この一戦で1得点2アシストの活躍を見せると、同年9月のドイツ代表戦では途中出場で2アシストを記録した。 前がかりになるドイツから高い位置でボールを奪い、敵陣をドリブルで独走して浅野拓磨のゴールをお膳立てすると、終了間際には正確な左足のクロスで田中碧のヘディング弾を演出した。 2023年のAFCアジアカップはレギュラーとして全試合でプレー。グループリーグ初戦のベトナム代表戦でアシストを記録するなど活躍し、代表での地位を確立。FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)初戦の中国代表戦では2アシストを記録した。 今回のランキングの対象ではないが、2021年は東京オリンピック(東京五輪)のU-24日本代表での活躍も忘れられない。本大会前の3月に行われた国際親善試合でU-24アルゼンチン代表と対戦した際には、CKで2度、板倉滉の得点をアシストしただけでなく、ドリブルでも相手を翻弄し続けていた。 キックの精度が高く、自ら突破することができる久保は、今後さらにアシスト数を積み重ねることが期待される。
2位:南野拓実(13アシスト)
生年月日:1995年1月16日 所属クラブ:モナコ(フランス) 森保体制での日本代表出場試合数:61試合 南野拓実は、これまでにサッカー日本代表で13アシストを記録している。 各世代別代表を経験してきた南野は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制の2015年に20歳の若さでA代表デビューを飾る。しかし2016年はU-23日本代表としてリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)に出場したこともあり、A代表には一時的に呼ばれなくなった。 南野が日本代表に定着したのは、森保一監督が指揮官に就任してからである。森保ジャパンの初陣となった2018年9月のコスタリカ代表戦で得点を決めると、3試合連続ゴールを達成し、地位を確立した。 2019年1月のAFCアジアカップでは、準決勝のイラン代表戦で2アシストを記録して、決勝進出に大きく貢献した。記録上は2アシストだが、この試合の南野は終始際立っており、パス、ドリブル、前線からの守備に至るまで、あらゆるプレーでチームを牽引。この一戦では、あまつさえPKのチャンスまで獲得した。 その後も2021年のFIFAワールドカップ予選のミャンマー代表戦で2得点3アシストの活躍を見せるなど、南野は常に森保ジャパンの攻撃を支える重要な存在として活躍してきた。センターフォワード、ウイング、シャドーと攻撃の様々なポジションをこなせる戦術的な柔軟さも魅力で、南野は森保体制で変わらず信頼され続けている。