一番すごいのは!? 日本代表、最新アシストランキング1~10位。トップは驚異の22アシスト!?
5位:三笘薫(7アシスト)
生年月日:1997年5月20日 所属クラブ:ブライトン(イングランド) 森保体制での日本代表出場試合数:24試合 三笘薫は、森保一監督体制のサッカー日本代表で7アシストを記録している。世界的なドリブラーとなった三笘がこのランキングで5位というのは、意外に感じるかもしれないが、A代表デビューが2021年と比較的遅く、出場試合数がトップ10で最も少ないことが、その一因となっている。 しかし、三笘は見事なペースでアシストを重ねている。出場1試合あたりのアシスト数は約0.29で、このランキングのトップ10の中で2位の数字だ。 三笘は2021年11月のFIFAワールドカップ(W杯)アジア予選のオマーン代表戦でデビューし、途中出場からいきなり伊東純也の決勝ゴールを演出し、貴重な勝ち点3をもたらした。翌年3月のオーストラリア代表戦では84分から途中出場で2得点を挙げ、日本にW杯出場権をもたらしてヒーローとなった。 カタールW杯本番では、グループリーグ最終戦のスペイン代表との試合で田中碧の決勝点をアシストしたほか、自陣左サイドからドリブルで持ち運んで浅野拓磨のチャンスを演出するシーンもあり、世界に通用することを証明した。 ユニオン・サン=ジロワーズからレンタル元のブライトンに復帰し、プレミアリーグでもブレイクした三笘は、ますます日本代表にとって欠かせない選手となった。ケガにより代表戦に参加できない時期もあったが、今年は9月シリーズの中国代表戦とバーレーン代表戦で1得点2アシストを記録している。 翌10月シリーズでは得点に絡んでいないものの、相手チームは常に2人でマークをつける意識が高く、もはやピッチにいるだけで相手の脅威になっている。
4位:堂安律(10アシスト)
生年月日:1998年6月16日 所属クラブ:フライブルク(ドイツ) 森保体制での日本代表出場試合数:54試合 堂安律は森保一監督体制の初陣となった2018年9月のコスタリカ代表戦でサッカー日本代表デビューを果たし、これまでに10アシストを記録している。 堂安は同年10月のウルグアイ代表戦で初得点を記録すると、翌11月のキルギス代表戦で初アシストを記録し、2019年1月に開催されたAFCアジアカップに参加。早々と森保ジャパンのレギュラーに定着した。 2022年FIFAワールドカップ(W杯)では、ドイツ代表戦とスペイン代表戦での得点が印象深く、強豪相手に波乱を起こす原動力となった。 近年、所属するフライブルクで得点力が向上している堂安は、W杯アジア予選でも多くの得点に絡んでいる。先月の中国代表戦では、久保建英のパスを受けて素早く左足でクロスを入れ、三笘薫のヘディング弾をアシストした。 日本代表の背番号10を背負う堂安は、右ウイングバックを任され、得点やアシストだけでなく、守備の強度も求められている。伊東純也や菅原由勢といった強力なライバルがいるポジションで先発に選ばれ、継続的に結果を出しており、森保監督から厚い信頼を得ている。