秋の味覚たっぷり「おにぎり」3つ。エノキやカボチャで栄養満点
料理研究家の藤井恵さんが「からだを整えるおにぎり」レシピを考えてくれました。炊き込みご飯よりお手軽なのに、タンパク質や食物繊維などの栄養素もたくさん。ここでは、やさしく味わえる「しらすとエノキ、鶏とゴボウ、カボチャ」のアレンジおにぎりを紹介します。 【写真】鶏とゴボウのおにぎり
色合いも味わいもやさしいおにぎり
しらすはタンパク質のほかに、カルシウムもとれるのがうれしいところ。キノコのビタミンDで、カルシウムの吸収率をさらによくしましょう。
●しらすとエノキと卵のおにぎり
【材料(4個分)】 ・釡揚げしらす 40g ・エノキダケ 1袋 ・卵(溶きほぐす) 2個 ・A[しょうゆ小さじ1/2 塩少し] ・温かいご飯 400g ・手塩水(熱湯大さじ1と塩小さじ1を混ぜ合わせ粗熱をとったもの) 適量
【つくり方】
(1) エノキは根元を除いて長さを4等分に切る。 (2) フライパンに(1)を入れて炒りつける。水分が飛んだら火を止め、しらすと卵、Aを加えて混ぜる。再び火にかけ、卵がポロポロになるまで炒りつける。 (3) ご飯に(2)を混ぜ合わせて4等分し、手塩水をつけてにぎる。 [1個分208kcal]
炊き込みご飯の定番をおにぎりにチェンジ!
ゴボウの食物繊維がたっぷり。炊き込みご飯のときは、鶏モモ肉の角切りが多いのですが、おにぎりのときは、ひき肉でつくりやすく工夫。胸肉を使うので、さらにタンパク質豊富になります。
●鶏とゴボウのおにぎり
【材料(4個分)】 ・鶏胸ひき肉 100g ・ゴボウ 小1/2本(50g) ・サラダ油 小さじ1 ・A[しょうゆ、酒各大さじ1 みりん小さじ2 砂糖、ショウガ(すりおろす)各小さじ1] ・温かいご飯 400g ・手塩水(熱湯大さじ1と塩小さじ1を混ぜ合わせ粗熱をとったもの) 適量
【つくり方】
(1) ゴボウはささがきにする。 (2) フライパンにサラダ油を熱し、(1)を入れてしんなりするまで炒める。ひき肉を加えて炒め、色が変わってきたら、Aを加えて水分がなくなるまで炒りつける。 (3) ご飯に(2)を混ぜ合わせて4等分し、手塩水をつけてにぎる。 [1個分223kcal]