リバプール新監督がチェルシーから「多才」なCBの引き抜きを熱望か?「クラブは以前にも彼を獲得しようとしたが…」
リバプールはアルネ・スロット新監督を迎えて、はじめての移籍市場に突入する。補強候補に関して多くの選手がメディアに取り上げられているが、新監督はまさかのライバルクラブからの引き抜きも検討しているようだ。英メディア『TEAM TALK』が、現地時間31日に報じている。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! リバプールには絶対的なCBの主力であるフィルジル・ファン・ダイクが存在する。しかし、今季限りでレギュラーとして活躍していたジョエル・マティプは退団。チームには、イブラヒマ・コナテ、ジャレル・クアンサーしか残されておらず、怪我などの不測の事態を考慮するとDF陣の人員はやや心許ない状況だ。 同メディアによると、新監督はチェルシーに所属するDFリーヴァイ・コルウィルを非常に気に入っており、ライバルクラブからの引き抜きを熱望しているようだ。コルウィルは、CBだけではなくSBとしてもプレー可能な「多才」な選手であり、ファン・ダイクの相棒として組ませるだけではなく、状況によってSBとして起用できるのもリバプール新監督にとっては魅力的なようだ。 なお、同選手に対してはスロット新監督だけではなく、「クラブは以前にも彼を獲得しようとしたことがあり、この関心は過去から継続しているものだ」と指摘。英メディア『90MIN』によると、2部ハダースフィールドでプレーしていた時期から追いかけ続けているという。実際に、24年1月には獲得に動く噂が持ち上がっていたものの実現しなかった。もっとも、チェルシーとコルウィルは2029年6月30日までの長期契約を結んでおり、仮にリバプールが引き抜きを画策する場合、多額の契約解除金を支払う必要がある。
フットボールチャンネル編集部