デンサヤームが良太郎をヒジとヒザで圧倒し王座獲得。8月に敗れたクンクメールの強豪とのリベンジマッチに意欲【KNOCK OUT】
KNOCK OUTの2024年のナンバーシリーズ最終戦となる「KNOCK OUT 2024 vol.6」(12月1日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-REDスーパーライト級王座決定戦」でデンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)を2RでTKOで破り王座を獲得した。 良太郎はREBELSとKNOCK OUTではこれまでREBELS-REDライト級、KNOCK OUT-BLACKウェルター級の2つの王座を獲得。今回は3本目のベルトを狙ってのチャレンジだった。 デンサヤームはM-1 JAPANスーパー・ウェルター級王座獲得、True4U CPトーナメント優勝とムエタイで実績を残し、2022年からK-1を主戦場に戦うも、なかなか結果を残せず。しかしムエタイの動きを生かせるKNOCK OUTでは不可思、マルコス・リオスといった強豪を破るなど本来の動きを取り戻し、今回の王座決定戦への出場を勝ち取った。
1R、サウスポーのデンサヤームとオーソドックスの良太郎。良太郎の右インローにデンサヤームは左ミドル。デンサヤームは一気に距離を詰めて左ミドル。良太郎は右インロー、デンサヤームは左ハイ。デンサヤームはワンツー。距離を詰めると良太郎がパンチを出すが、組み付いたデンサヤームはヒザ。デンサヤームはワンツーの左ストレートで下がらせると飛びヒザ。デンサヤームは左ミドル。良太郎が前に出てパンチを放つと組み付くデンサヤーム。離れるとデンサヤームは左ミドル。そして下がった良太郎に飛びヒザ。良太郎は前に出て右、左とフックを当てる。
2R、デンサヤームは左ミドル。組み付いて良太郎をこかす。良太郎は右三日月蹴り。デンサヤームは左ミドル。距離が詰まると組み付くデンサヤーム。そしてヒザ蹴り。離れ際に強烈なヒジ。離れてもすぐに組み付きヒザ。デンサヤームは左ストレートから組み付く。前に出た良太郎に組み付くと至近距離でヒジを顔面に。良太郎のミドルをキャッチしてこかす。そして首相撲からのヒザをボディーに連打。たまらずダウンの良太郎。立ち上がった良太郎だったが、デンサヤームが一気にラッシュ。飛びヒザでコーナーに詰めると頭部に縦ヒジ、そしてヒザを打ち込むと良太郎の動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。 デンサヤームは試合後のマイクで「こんばんは、今日はありがとうございます。こうして王者になることができました。いつも応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます」とベルト獲得に笑顔を見せた。
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