「これは〝概念〟すらなかった」 〝常夏〟のインドネシアの人が驚いた〝日本の夏〟の恐怖「尋常じゃない」
「日本の夏の知恵」も
日本では、暑い夏も働くペースが崩れないことに驚いたというユキさん。最近、Facebookで、日本で働くインドネシア人のこんな書き込みを見て、胸が痛くなったそうです。 《夏になってから週1のペースで気持ち悪くなって、体がしんどくなる。これは何だろう。働けなくなり、会社の人に申し訳ない》 「なぜこんなに暑いのに、日本では普通に働くのか……。残業もあるし、本当に大変」とユキさんは気遣います。 日本にも夏を乗り切る知恵がいろいろとあります。ユキさんは、日本で子育て中のインドネシア人には「麦茶」を勧めるそうです。インドネシアでも「お茶(テー)」がありますが、カフェインと砂糖がたっぷり入った激甘の紅茶が主流のため、「子どもに麦茶を飲ませるのが良い」と聞くと、最初は「カフェイン入りのお茶を子どもに飲ませるなんて!」と驚く人が多いそう。 麦茶はノンカフェインで、ミネラルもとれ、妊婦にとっても、子どもにとっても、熱中症予防に効果的だと教えているそうです。