〔ロンドン外為〕円、154円台半ば(21日正午)
【ロンドン時事】21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したとのニュースが伝わる中、安全資産としての円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=154円台半ばに上昇した。正午現在は154円48~58銭と、前日午後4時(155円49~59銭)比1円01銭の円高・ドル安。 円が強含んだ海外市場の流れを引き継ぐ中、ウクライナ空軍がロシアのICBM発射を発表したことを受け、情勢悪化への懸念から円買い・ドル売りが加速。一時154円10銭付近まで上昇した。円買い一服後は、もみ合う展開となったが、時間外取引の米長期金利が低下幅を縮小したことで、じりじりと売り戻された。 対ユーロは1ユーロ=162円51~61銭(前日午後4時は163円60~70銭)と、1円09銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0515~0525ドル(同1.0516~0526ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2634~2644ドル(同1.2649~2659ドル)。