12月に権利確定「株主優待」長期保有が嬉しい銘柄6選
一定以上の株式を保有することで企業から株主に贈られる「株主優待」。権利が確定する日までに一定以上の株式を保有していれば、購入日が権利確定前日だったとしても株主優待を受けることができますが、長期保有してくれている株主を優遇する企業も少なくありません。今回は、12月に株主優待の権利が確定する銘柄のなかから、「長期保有優遇」を行っている銘柄を厳選して6つ紹介します。 職業別「平均年収」ランキング…<令和4年賃金構造基本統計調査>
12月「権利確定」の株主優待
企業が個人株主を増やすために行っている「株主優待」。現在、1,500社以上が株主優待を実施し、その内容は自社製品や自社サービスの優待券、割引券が主流ですが、企業によってはお米や金券、名産品など、企業独自のユニークな贈り物を設定しているところもあります。 株主優待を受け取るためには、権利確定日に一定数の株式を保有している必要があります。こう聞くと、株主優待を行っている銘柄を期限ギリギリに購入し、権利確定後は売ってしまえばよいと考える人もいるかもしれません。 しかし、企業としては自社株を長い期間保有してくれたほうが嬉しいというのも事実です。そのため、長期間にわたって自社の株式を保有してくれている株主に対して、「長期保有優遇」を行っている企業も少なくありません。 そこで今回は、12月に権利が確定する株主優待銘柄のなかから厳選して、長期保有によって優待内容が充実する5つの銘柄をご紹介します。
1.日本マクドナルドホールディングス〈2702〉
いわずと知れた大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドホールディングス。ハンバーガーレストランを中心とした飲食店の経営と、それに関連する事業を営む会社の株式を所有することにより、グループ連結経営の立案と実行を行っています。 優待内容は下記のとおりです。1年以上、500株以上を継続保有し、諸条件に当てはまっている場合、バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券が6枚ずつで1冊になっている食事優待券が進呈されます。 ◆優待内容 食事優待券 1冊----------(100株以上) 3冊----------(300株以上) 5冊----------(500株以上) ※1冊中に「バーガー類・サイドメニュー・ドリンク」3種類の商品引換券が1枚となったシート6枚 ※国内のマクドナルド全店で利用可(一部店舗除く) ※1年以上継続保有(12月末日および6月末日の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上100株以上保有が記載)の株主が対象 ※2024年12月割当までは上記に代えて下記のとおり ・2024年12月割当:2023年12月末日、2024年6月末日および2024年12月末日の株主名簿に100株以上保有を連続3回記載