【マラソン】パリ五輪代表がそろう 男子は小山、赤崎、大迫のMGC上位3人 女子は最後の3枠目を前田がつかむ
パリ五輪マラソン日本代表の選考を兼ねる名古屋ウィメンズマラソンが10日に開催。このレースを終えて男女各3人のパリ五輪内定者が決まりました。 昨秋のMGCにより男子は、優勝した小山直城選手と2位の赤崎暁選手、女子は優勝した鈴木優花選手と2位の一山麻緒選手の4選手が内定。残り1枠を巡って男子は福岡、大阪、東京の3大会、女子は大阪、名古屋の2大会の選考レースであるMGCファイナルチャレンジが行われました。 男子は今月3日に行われた東京マラソンで決着。選考3大会で日本陸連が定めた設定タイム2時間5分50秒以内で走る選手が現れず、MGC3位の大迫傑選手が前回の東京五輪に続く2大会連続のマラソン代表に選出されました。 女子は10日開催の名古屋ウィメンズマラソンで決着。1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が、野口みずきさんの日本記録記録を19年ぶりに更新。2時間18分59秒をマークし、日本陸連が定めた設定タイム2時間21分41秒を上回りました。日本記録超えが必須となった名古屋では、安藤友香選手が2時間21分18秒の自己ベストで優勝。しかし日本記録は上回れず、前田選手が東京五輪に続く2大会連続のマラソン代表に決まっています。 ▽パリ五輪マラソン代表選手 【男子】 小山直城(27、Honda) 初 赤崎暁(26、九電工) 初 大迫傑(32、ナイキ) 2回目※マラソンのみ 【女子】 鈴木優花(24、第一生命グループ) 初 一山麻緒(26、資生堂) 2回目 前田穂南(27、天満屋) 2回目