平日は毎朝スタバで「412円」のコーヒーを購入して出勤!「差額」を考えると、やっぱり自宅で淹れるべき? コスト差を比較
毎朝カフェでコーヒーを購入し、出社するという人もいるのではないでしょうか。カフェでコーヒーを購入すれば、手軽においしい味を楽しめます。一方、毎日自宅で入れたコーヒーを持参している人もいるようです。 では、コーヒーを持参した場合、どれほどお得なのでしょうか。本記事では、カフェでコーヒーを購入する場合と自宅で入れて持参する場合のコストを比較し、その差額について考えてみます。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
週5日カフェでコーヒーを購入する場合のコスト
まずは、週5日カフェでコーヒーを購入する場合のコストを計算してみましょう。今回は、スターバックスのドリップコーヒーTallサイズ412円(税込・テイクアウト)を参考に計算します。 この価格をもとにコストを計算すると、週5日のコストは412円×5日で2060円です。月単位で考えると、平均21営業日として計算した場合、412円×21日で8652円となります。 さらに年間では、52週として計算すると412円×5日×52週で10万7120円になります。週5日、毎日1杯のコーヒーをカフェで購入するだけで、年間10万円以上の出費になると分かります。 しかし、カフェでコーヒーを購入するメリットはあります。プロフェッショナルが入れる高品質なコーヒーを楽しめることはもちろん、手間がかからず時間を有効活用できる点が魅力です。 また、カフェの心地よい雰囲気の中でコーヒーを受け取る時間は、人によっては1日が始まるルーティンとなっているかもしれません。純粋なコストだけを見ると大きな出費に感じられますが、付加価値も含めて総合的に判断する必要があるでしょう。
自宅で入れたコーヒーを持参する場合のコスト
次に、自宅でインスタントコーヒーを入れて持参する場合のコストを計算してみましょう。計算の基準として、ファミリーマートで販売されているインスタントコーヒー86グラム468円(税込)を使用し、1杯あたり5グラムを使用すると仮定します。 まず、1杯あたりのコーヒーのコストを計算すると、468円÷(86グラム÷5グラム)で約27.2円となります。これをもとにすると、週単位では27.2円×5日で約136円、月単位では27.2円×21日(営業日)で約571円、年間では27.2円×5日×52週で約7072円となります。 週5日カフェでコーヒーを購入する場合と比較してみましょう。年間で見ると、カフェでの購入が約10万9200円であるのに対し、自宅で入れる場合は約7072円と、約10万円以上の差が生じます。 なお、この計算には水道代や電気代などは含まれていません。また、より本格的なコーヒーを楽しみたい場合は、コーヒーメーカーやドリッパー、グラインダーなどの初期投資も必要になってくるでしょう。 しかし、それらの費用を考慮に入れたとしても、カフェでの購入と比べると大幅な節約になることは間違いありません。 また、自宅で入れることの利点として、好みの味や濃さに調整できる点や、使い捨てカップの使用を減らし環境に配慮できる点などが挙げられます。一方、手間がかかることや、水筒の洗浄・管理が必要になることなどは考慮すべき点です。