ジェームズ・ボンドも認めた品質 「SUNSPEL(サンスペル)」が紡ぐ高級Tシャツの系譜
そこで我々はジェームズ・ボンドのイメージに合わせてポロシャツをアップデートし、同時に新たに「リヴィエラTシャツ」を製作したんです。
ーどのあたりがジェームズ・ボンドらしいのですか? たくましいボディラインを際立たせるために、シルエットは「クラシックTシャツ」よりもスリムに絞られ、袖も若干短めに作られています。一枚で着るのはもちろん、テーラードウエアなどのインナーにもちょうどいいです。 Archive White Melange、Grey Melange、Charcoal Melangeの3色以外はすべてスーピマ・コットンで、「Q82」よりやや厚みのあるミッドウェイト素材を使用しています。製造はポルトガルですが、20年以上の付き合いのある、ロングイートンの自社工場と同じぐらい高い技術を持つ工場で生産しています。
ー作品中の登場シーンが知りたいです。 「リヴィエラポロシャツ」はマダガスカルでの激しいチェイスシーンで、「リヴィエラTシャツ」は、宿敵のル・シッフルに拷問を受けた後、そのダメージの回復を図るシーンに登場します。 ー一枚のTシャツに、これほどのこだわりとエピソードが凝縮されているのに驚きました。ブランドは今後、どのように発展していくのでしょう。 現在、SUNSPELは世界200ヶ国以上で展開しており、今後は英国製のニットウエアやテーラードウエア、シューズなどにも力を入れて、コレクションを徐々に拡大していく予定です。将来的には日本にも店舗をオープンして、日本のファンの方々にもブランドの世界観を発信していきたいと思います。
ただ、どれだけブランドが大きくなっても、ワードローブの中心となる上質な日常着を作る、という基本姿勢は変わりません。 デザインはいたずらに人目を引くことのないごくシンプルなもの。それでいて着心地はよく、着るだけでスタイリッシュに見える。そんな余計なものが排除された「無駄のない贅沢」がSUNSPELの理想です。 素材から縫製、シルエットまで、あらゆる点にこだわり抜いたSUNSPELのTシャツ。一度着れば、その価値を肌で実感できるはずだ。