大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文2)感染速度が速く、重症化率も高い
聖火リレーの代替案実施日は13日、14日か
NHK:NHKの佐藤と申します。先ほどの聖火リレーの代替案について確認なんですけれども、実施日は13日、14日、もともとの実施日で、予定でいいんでしょうか。それともまた後日になるのかっていうのを。 吉村:いや、もう実施日を変えることはできませんので13日、14日で考えています。 NHK:分かりました。あと現状で発表は、またこれまでのように国から発表があるということでよろしかったでしょうか。もしあるとすれば、いつごろかっていうのは今のところお聞きになられたりは。 吉村:いや、それは今日相談したわけですから、じゃあいつに発表しますとかいうことではないし、これはまだ分かりませんが、13日、14日の話ですから、できるだけ実務的な調整というのを踏まえた上で、できるだけ早く組織委員会から公表されると思っています。私自身から橋本会長にご相談を申し上げて、その方法について、また、大阪府の公道リレーの在り方、大阪府の感染状況等々もご相談申し上げてやりましたので、方向性としては組織委員会の会長、橋本会長も分かりましたというふうに言っていただけましたから、その方向性で決まっていくと思っています。あとは詳細を実務的にいろいろ詰めなきゃいけないところですから、そこをやっている最中だという認識です。
今、目の前にある課題は何か
NHK:ありがとうございます。あと1点だけなんですけれども、今日で1回目の緊急事態宣言からちょうど1年になるんですけれども、一番最初の知事の発言とかぶってしまうかもしれないんですけれども、あらためて今、目の前にある課題というのはどういったところがあるかというのをお聞きしてもいいでしょうか。 吉村:なかなか先が読めない、誰も読めないんですけど、読めない中で、霧が掛かったような状態の中で進んでいっているのが今回のコロナ対策ですし、そういった意味では足元を見ながら、その時点その時点で適切な判断をしていくということが非常に重要だと思って、この間もやってきているという状況です。と思っています。感染対策はもちろん必要ですし、一方で、先ほど学校の話もありましたけれども、社会や経済、そういった人の生活活動というのがあって、そことこのコロナを、どうバランスを取っていくのかという非常に難しい課題ですけれども、また先が読めないという中でこれをやっていくということをこの間、できる限りやってきているということです。 特に今回については、やはり変異株の影響ですね。同じ新型コロナなんですけれども、既存株と比べてやはり感染速度も速いと、重症化率も高いというのが、どうもこれは明らかだと思うし、これは全国でも、このN501Y型の変異株というのは見つかっていますので、この感染力からすると、おそらく既存株に取って代わるだろうというふうに思っています。大阪、兵庫では、それがいち早く起きつつあるという状況だと思いますので、ここはより強い危機感を持って対応していきたいと思っています。株の種類が変わっているということも意識して対応していきたいと思います。 司会:次の質問の方。あ、すいません。なら後ろ、産経さん。