大阪府・吉村知事が定例会見4月7日(全文2)感染速度が速く、重症化率も高い
病床が確保できない場合は
日本経済新聞:日経新聞の【フルタ 00:29:09】です。すいません、一部報道で今日の新規感染者が800人強という数字が出てるんですけども、これ今のところ、まだ集計中か分かりませんけども、変わってましたら教えてください。 吉村:これは今まだ集計中ですので正確な数字は出てないです。ただ、報道されているのに特に間違いはないというふうに思っています。 日本経済新聞:それと病床確保の件なんですけれども、24条の9項のほうでもお願いしていると思うんですけれども、これでいって確保できないとなった場合は24条の1項の総合調整のところでお願いするっていう方針はありますでしょうか。 吉村:現状、先ほどの本部会議でもやりましたけども、重症病床をなんとか100床追加できないかということ、非常に、これ高い数字にはなりますが、医療非常事態宣言も出したという状況でもあります。それぞれの病院においてのご協力をもうお願いするしかありませんが、ここはもう個別の病院に働き掛けをしていって、まずは協力を仰いでいきたいということを先にやります。いろんな手を尽くすことをまずやった上で特措法であったり感染症法の規定がある、知事の権限ということは当然、頭にありますけれども、やはり病院が、分かった、やるよとなかなか言っていただけないと、これは、病床確保っていうのは進んでいきませんから、明確なルール基準がない以上、やっぱり個別にわれわれとしてもお願いしていくしかありませんので、そのお願いをして、この病床を確保していきたいと思っています。 司会:ほかに。今、一番に手があがった人。はい。
勧告し、公表する権限の行使は?
関西テレビ放送:関西テレビ、上田です。今のに関連してなんですが、100床、重症病床を要請して、それでなかなか難しい場合に、1月の段階では特措法の、いわゆる指示も検討するみたいなお話もありましたけど、感染症法改正されて、勧告して公表するみたいな新たな知事の権限もあると思うんですけど、そういった点も今の段階で見通しされてるんでしょうか。 吉村:それは当然、法律上の措置、また権限としてあることは十分理解をしていますので、僕の頭の中には入っています。本当にそれは最後の手段として考えています。ただ、今は重症病床の使用率が70%に達する直前という状況の時期でもあり、病院それぞれにやはり、分かった、やるよと言っていただけることの、ある意味その理解を得て進めていただけること、こちらをより重視すべきだというふうに思っていますので、今まさにそれをやっているという状況です。 ですので、まずはありとあらゆる協議も含めて重症病床の確保、しかも今この状況ですから、それについてのお願いをしていくということを尽くした上で、これは日々やっぱり重症病床も変わっていきますし、そのときそのときによって適切な判断をしていかなければならないのがこのコロナですので、そういった法律があるというのは頭に入っていますが、現時点では緊急要請を行って、そして病床の確保を、できる限りの確保をしていきたいと思っています。 司会:次の質問。NHKさん。