日本人の5人に1人は不眠症。寝つきが悪くなる意外な原因と8つの解消法
眠りやすくするために取り入れるべき習慣
――眠りやすい身体を作るために、日々の生活に取り入れるべき習慣はありますか? 眠りやすい身体を作るためには、生活習慣を整えて体内時計を適切に調整する必要があります。具体的に日々の生活に取り入れるべき習慣としては、以下の8つが挙げられます。 ・適度な運動をする ・起床後に日光を浴びる ・就寝環境を整える ・睡眠リズムを一定にする ・睡眠時間にこだわらない ・規則正しい食生活をする ・就寝直前にアルコールやカフェインは摂らない ・就寝前に入浴する また、気持ちが高ぶった状態のまま眠ることは難しいですよね。気持ちを落ち着かせて、眠りやすい状態にするために、自分に合ったリラックス方法を確立することも大事です。 ――では、不眠の対策として漢方やアロマなどを取り入れるのはどうですか? リラックスする方法としてアロマを取り入れることは効果的です。ほかにも、アイマスクや静かな音楽もリラックス効果があるため、眠れない場合は試してみてはいかがでしょう。 なお、漢方薬は睡眠薬ほどの効果ではないものの、翌日に持ち越して頭がぼーっとするなどの副作用が少なく、使いやすい利点もあります。薬に抵抗感がある方は、かかりつけの医療機関で相談してみてください。 ◇ 不眠症を自覚したら、基本的には医療機関の受診が最善策。しかし、規則正しい生活や体内時計の調整で改善する可能性も大いにある。 最近寝付きが悪いと感じる人は、まず生活習慣の見直し、自分に合ったリラックス法を探してみよう! アントレース、大谷佑真=取材・文
OCEANS編集部