バルサ、シュチェスニー氏をテア・シュテーゲンの代役候補に? 引退撤回&加入に向け説得を検討か
ラ・リーガのバルセロナが、今夏に現役を引退した元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー氏の加入を検討しているようだ。23日、スペイン紙『エル・チリンギート』や『アス』などが伝えている。 22日に行われたラ・リーガ第6節ビジャレアル戦でGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが負傷したバルセロナ。検査の結果、右膝の膝蓋腱を完全断裂していることが判明し、現地メディアは今シーズン中の復帰が難しいと指摘した。絶対的な守護神が離脱することを受け、バルセロナ上層部は代役確保に動き出した様子。現在獲得が可能なのは無所属の選手に限られており、フリーの状態が続く元コスタリカ代表GKケイラー・ナバスなどが代役候補と報じられている。 そんななか『アス』は、「シュチェスニーを説得して引退を撤回させる?」と報道。バルセロナがテア・シュテーゲンの代役として同氏を検討しており、引退を撤回させるため説得を行う可能性があると主張した。また、イタリアメディア『フットボール・イタリア』は、シュチェスニー氏が今月上旬に残したコメントを掲載。「まだ多くのことを成し遂げられると感じていたから、あと1シーズンプレーしたかった。しかし、ユヴェントスの後に他の挑戦をする準備ができていなかった」と語ったことから、プロジェクト次第では再び挑戦を決意する可能性も残されているかもしれない。 現在34歳のシュチェスニー氏はアーセナルの下部組織出身。ブレントフォードへのレンタル移籍を経て、復帰後の2010-2011シーズンにトップチームデビューを果たした。以降は正守護神の座を確保したものの、レギュラーを喪失したことでローマへのレンタル移籍を決断。2017年7月にはユヴェントスに完全移籍し、公式戦252試合に出場しながら数多くのタイトル獲得に貢献した。しかし、今夏に契約を1年前倒しで解消し、ユヴェントスを退団。8月27日に現役引退を発表した。
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