なぜ横浜DeNAは巨人戦で”連夜の悪夢”を見たのか…負の連鎖と糾弾されるべき怠慢プレー
暗黒時代を知る三浦監督は、首脳陣の言動が原因でチームがバラバラになってきた失敗を見てきた。それゆえかたくなにどんなに負けても選手批判はしない。その信念を崩す必要はないが、チームに1本筋の通った緊張感を作るマネジメント能力も求められる。 現状をどう打開するか?と聞かれ、三浦監督は「うーん。もう一歩のとこ。なかなか勝ちに結びつかないが、やり返すだけ」と精一杯の返答をした。この日は、4番の佐野がブレーキとなり、クローザーも自信を失いかけているが、「なんとか調子を上げてくれないとね。チームの核なので。また明日に期待します」と、変わらぬ信頼と期待を口にした。 「結果として(巨人に)一つ勝てていない。(原因は)いろいろある。あと一歩…。結果として受け入れて勝てるようにみんなでやっていくだけです」 その「あと一歩」に足りないものは何なのか。対巨人初勝利はいつかやってくるだろうが、そこを突きつめていかねば、V字回復のヒントはみつからない。