女子ゴルフ 宮里藍選手引退会見(全文1)モチベーション維持が難しくなった
引退を決意した理由
フジテレビ:はい。フジテレビ、竹下と申します。よろしくお願いします。まず今シーズンの戦い、まだ残っておりますけれども、本当に長い間、いろんな夢や感動、ありがとうございました。 宮里:ありがとうございます。 フジテレビ:もうすでに報道されていましたけれども、今、こうして公の場で引退を表明してどんな気持ちでしょうか。 宮里:そうですね。まだシーズンが残っているので、正直、自分の気持ちとしてはまだまだこれから頑張りたいという気持ちなので、実のところまだこれで終わりという気持ちではないんですけれども、でも本当に私のスポンサーさんをはじめ、ファンの方や友人とか、たくさんの方に声を掛けていただけて、すごく今、胸がいっぱいです。 フジテレビ:去年の夏ごろ、決めたということでしたが、その引退を決意した理由というのはなんでしょうか。 宮里:そうですね。モチベーションの維持が難しくなったというのが一番の決め手なんですけれども、そのモチベーションが、モチベーションの維持が難しくなったと感じたのが4~5年前でして、自分の中でもそこをどういうふうに消化していけばいいのか、ちょっと手探りで進むしかなかったんですけれども、メンタルコーチにも相談して、いろんな選手にそういう時期はあるから、もう少し頑張ってみたらいいんじゃないっていうふうに、チームでもそれで話がまとまって、自分の中でモチベーションをしっかりと戻せるようにちょっと努力をしてみようという感じで、ここ4年ぐらい頑張っていたんですけれども、やはりその辺が戻ってこないことには自分とも向き合えないですし、今までやれていた練習ができなかったり、トレーニングでも自分を追い込むことができなくなってしまっていたので、そこは自分としても、自分が望んでいる形ではなかったというか、プロである以上、結果は残したいですし、自分が求めてる、理想としてる姿はそこにはもうなかったので、こういう形になりました。