【別府競輪(モーニング)FⅡ】「自転車に乗っていて初めて」浅見隼が非常事態にも慌てず対応して1着
<26日・別府競輪・初日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 モーニング戦の開幕1Rは浅見隼が鐘4角捲りで押し切り。初日の連続2連対を「9」に伸ばした。 別線の中島将尊はSが抜群に速いため、後ろ攻めは想定内。赤板で誘導を下ろすために上昇してから後方に退いたが、そこでまさかの異変が発生。「いきなり右膝がロックして伸びなくなった」。昨年10月に手術した部分が突然の〝拒否反応〟。「自転車に乗っていて初めて」と驚きはしたが、それでも冷静さを取り戻して「踏める範囲で踏んでみて余裕はあったから行けると思った」と、脚そのものの手応えは十分に感じていた。▼2日目5Rは準決で一番の激戦区。膝の状態は今後を考えれば気になるが、「ささくれに引っかからず、ちゃんとはまったので痛みはない」と現状は問題なし。シリーズリーダーの西田将士とワンツーを決めて7―2―145。 ▼3R(安谷屋将志)7月熊本(6着、2着、落棄)から単騎戦に活路を見いだすことを決意。ここは展開のもつれを誘発させて確定板に載る。3―4=257。