全米メディアから大谷翔平の3試合連続14号に早くもMVPの声「可能性?もちろんイエスだ!」「投打結果に歴史的偉業」
記事は「大谷は我々がこれまで話題にしてこなかったような、野球界の記録を最高の方法で打ち破ってきている」と称賛。1903年以来の「投手・2番」、1916年以来の先発翌日の1番での出場打者、史上3人目の10三振を奪った同じ日に他の守備位置についた選手になり、史上2人目の100マイル(約161キロ)以上を投げ、100マイル(約161キロ)以上の打球を放った選手になったことなど、今季成し遂げた歴史的な快挙を並べ、「彼はすべてのことをやり遂げているだけでなく、メジャーの本塁打争いでトップに立った」と続けた。 その上で「彼がアレナドよりも良く打ち、リーグで最多の長打数を誇り、シェーン・ビーバー(インディアンスのエース)と同じ奪三振率をマークしている。そして彼は、それらを同時に進行している。ウラジミール・ゲレーロJr.(ブレーブス)よりも長打率で上回る。ゲレーロは、打たないときは一塁でまずまずのプレーをこなすが、マウンドに駆け上がって優れた打者相手に99マイル(約159キロ)を投げることはしない。こんなことを誰ができるというのか?大谷しかいない」とメジャーを代表する打者と比べて称賛した。 同記事は大谷のMVP獲得の可能性について「その答えはイエスだ」と断言。その理由を「彼のやっていること(二刀流)は、数字だけで正確に捉えることはできない。だが彼は2つの役割の仕事を十分にこなしている。その数字は、彼がアリーグで最優秀選手(候補の)1人になっていることを納得させるものだ。彼が残りシーズンで続けて活躍することに期待するし、彼の歴史的な偉業を考えれば彼はMVPを手にするかもしれない」と説明した。 記事は「このことを考えるのはまだ早い。大谷のようなプレーをする選手がいるとき、このことについて話せば長くなってしまう。彼が2018年にやってきてから、我々がずっと待ってきたものだ。一秒たりとも見逃せない」とまとめた。 またCBSスポーツも、「見よ!大谷が440フィートの豪打でMLB本塁打争いトップのリードを広げる」との見出しを取り「大谷は序盤のアリーグMVPの議論の場に身を置き続けている」と、MVP獲得についての議論を展開させた。 「クリーブランドを相手に水曜日(日本時間20日)に先発予定の大谷は、投手として、ここまで25回2/3を投げ40三振を奪い、防御率2.10を記録している。ロースター枠1つの選手が、このような優秀な二刀流ぶりを見せていることは、大谷がなぜアリーグのMVP候補として議論されているかという理由だ。エンゼルスは順位では輝いていないが、大谷のベーブ・ルース以来、前例のないマウンドと打席での優秀ぶりはまだ衰えを見せない」と、アリーグ西地区4位と低迷するチームの中で輝く大谷について論じた。