全米メディアから大谷翔平の3試合連続14号に早くもMVPの声「可能性?もちろんイエスだ!」「投打結果に歴史的偉業」
全米をカバーするメディアだけでなく地元紙のロサンゼルス・タイムズ紙は、敗戦を伝える記事の中で、チーム上昇のきっかけとして「大谷、アップトンが反撃のカギ」と大谷の存在を取り上げた。 「大谷は1回裏にMLB(の本塁打争いで)トップに立つ440フィートの14号をセンターに向けて叩き込み、得点差を縮めた(1-5)。大谷は最近5試合で4本目の本塁打。大谷は2打席目では本塁打を打たなかったが(安打を放ち)エンゼルスにもう一度活気をもたらした」と称賛した。 一方、インディアンスの地元クリーブランドのクリーブランド・ドットコムも勝利を伝える記事の中で、大谷について触れ「チームは1回に5点を奪ったが、インディアンスは、このシリーズの2試合で、大谷をさらにセンセーショナルな選手にさせることに成功してしまった。(彼を抑えるのは)容易なことではなかった」と絶賛した。 「ブライアン・ショウは、先発のプリーサック(4勝3敗、防御率3.93)を救援した8回に大谷を内野ゴロに抑えた。このときは地球の時間が止まったかのようだった。大谷は本塁打、安打を放ち、(1点差の5回二死三塁には)勝ち越しの走者となるにもかかわらず敬遠された。彼はメジャーで本塁打、長打、塁打数でトップに立っており、(敬遠は)起こり得ることだった」と、この日の活躍と、5回の敬遠シーンをインディアンスの立場から釈明した。この試合まで大谷はインディアンスに対して打率.319(47打数15安打)、6本塁打、13打点の成績を残す“天敵“だったという。 また本塁打を打たれたプリーサックの試合後コメントも紹介。 プリーサックは、試合前には「大谷と対戦することに興奮している」と話していたため「本塁打を打たれたときも同じ気持ちだったか?」と質問されたが、これには笑って「ノーコメントだ」と答えたという。そしてMLB公式サイトが伝えた前述のコメントを続けて掲載した。大谷は今日(日本時間20日)のインディアンス戦で今季6度目の先発マウンドに立つ。