【群馬県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 桃太郎の滝 「四万ブルー」と称される鮮やかさ
◆前橋花火大会
「前橋花火大会」は、今年で市制施工132年目を迎える前橋市の伝統ある花火大会。前橋大空襲で焼け野原となった市街地の復興を祈願し、市民たちにより空襲の3年後に開かれたのが始まりとされている。 花火の打ち上げ数は約1万5,000発。一番の見どころは打ち上げ幅800メートルの超ワイドスターマインで、色とりどりの壮大な花火と破裂音が会場を盛り上げる。 また、前橋が発祥といわれる空中ナイアガラや事前に公式X(旧ツイッター)で募ったリクエスト曲でオリジナル花火を演出する音楽花火、前橋華龍太鼓/勢多農林高等学校郷土芸能部「勢凜(せいりん)」の演奏とともにお届けする前橋名物企画・笛の音鳴る打上花火など、見ごたえのある花火が続々と花開く。前橋の夏の風物詩を楽しみに、毎年県内外から多くの観客が訪れる。 多様な有料観覧席が用意されているので、席取りの心配もなく、安心して会場に足を運ぶことができる。 開催日:2024年8月10日(土)19:00~ 前橋花火大会(まえばしはなびたいかい) 所在地 群馬県前橋市総社町総社 利根川河畔(大渡橋南北河川緑地)
◆芳ヶ平湿原
白根山山麓の標高約1,800メートルの位置に広がる「芳ヶ平湿原」。夏は濃い緑に包まれ、ワタスゲやイワショウブ、オトギリソウといった可愛らしい高山植物が、湿原にたくさんの花を咲かせる。 この景色は国内最高地点となる標高2,172メートルの駐車スペースから見下ろすことができ、その眺めはジオラマのようだと評判だ。初夏には気象条件が合うと、雲海が出現することも。 また、霧が発生すると国道からは何も見えなくなってしまうので、その場合は国道から湿原まで続く、約1時間半のトレッキングコースで散策を。湿原に到着すると、目の前には霧が漂う幻想的な光景が広がる。 こうした豊かな自然環境を物語るように、「芳ヶ平湿原」は国際的に重要な湿地やそこに生息・生育する動植物の保全を促進する「ラムサール条約湿地」に指定されている。 芳ヶ平湿原(よしがだいらしつげん) 所在地 群馬県吾妻郡中之条町大字入山