【群馬県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 桃太郎の滝 「四万ブルー」と称される鮮やかさ
◆嬬恋村のキャベツ畑
嬬恋村は標高700~1,400メートルの高原地帯にあり、夏場でも15~20℃と気温は冷涼。この気候がキャベツ栽培に適していることから、嬬恋村では夏から秋にかけてのキャベツ栽培が盛ん。 吾妻川、国道144号線を挟む、広域農道つまごいパノラマライン北ルートとパノラマライン南ルートの両サイドの、緩やかにうねる緩傾斜地にキャベツが植えられており、浅間山と四阿山(あずまやさん)を背景に美しい景観を見せてくれる。 収穫時期には、パノラマラインや国道沿いに立ち並ぶ直売所で、キャベツを中心とした高原野菜を販売している。 9月1日(日)には、広大なキャベツ畑の中心「愛妻の丘」で、普段なかなか伝えることができない言葉を叫ぶイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」も開催される予定だ。 嬬恋村のキャベツ畑(つまごいむらのキャベツばたけ) 所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村
◆吹割の滝
“東洋のナイアガラ”とも呼ばれる吹割の滝は、高さ約7メートル、幅約30メートルの横に長い珍しい滝であり、日本を代表する名勝だ。 清流の侵食によって多数の割れ目ができた河床の岩盤は、まるで巨岩が吹き割れたようで、その岩の割れ目に流れ込んだ大量の河水が滝つぼに跳ね返り、水しぶきを吹き上げる様子から、吹割の滝の名がついたとされている。 美しく荒々しい地形と豪快に流れる滝の姿は大迫力で、見ているだけで気分爽快だ。 吹割の滝(ふきわれのたき) 所在地 群馬県沼田市利根町大字追貝
◆高津戸峡
渡良瀬川中流に位置する高津戸峡は「関東の耶馬溪」と讃えられる美しい渓谷。 わたらせ渓谷鐵道の大間々駅から徒歩10分弱。アクセス良好な大自然を満喫できるスポットだ。川の上流にあるはねたき橋と下流にある高津戸橋からの眺めが素晴らしく、深緑に囲まれた雄大な渓谷美を望める。 また、はねたき橋から高津戸橋までは約500メートルの遊歩道が整備されており、渓谷内にあるゴリラ岩やスケルトン岩などの奇勝を間近で見ることができる。 高津戸峡(たかつどきょう) 所在地 群馬県みどり市大間々町高津戸