フェルスタッペン、サンパウロGPで17番手から大逆転の11戦ぶりV…雨と赤旗でアルピーヌ大躍進2-3、角田裕毅7位入賞|F1
2024年のF1第21戦、サンパウロGP決勝が現地時間3日行われた。 現地インテルラゴスは予選から引き続き曇天、雨は降っていないものの、路面はまだ軽く濡れたままでレース開始時刻を迎えた。 ●【動画】「マックス・フェルスタッペン!今シーズン8勝目!」17番グリッドから大逆転!アルピーヌは2-3でお祭り騒ぎ 7番グリッドを獲得したアレクサンダー・アルボンは、予選クラッシュの影響でマシン修復不可となり、決勝は欠場。全19台で争われることになった。 天気予報では十数分後に雨が降ってくるとの予報もあり、決勝では全19名がインターミディエイトを第1スティントに選択している。 フォーメーションラップ中にターン4でランス・ストロールがスピン。フロントウイングをウォールに当ててしまう。そこからコースに復帰しようとしたところ、グラベル上で動けず、そのままリタイアとなってしまった。 レースはこれでエクストラフォーメーションラップに入り、レースは71ラップから70ラップになる。アルボン、ストロール不在の18名で競うことになった。 まだストロールのマシン除去途中でスタート中断と発表されたが、先頭のランド・ノリスが再度フォーメーションラップに入ったとして、スチュワードはノリスを審議対象と発表する。再度各車グリッドに着くも、改めてスタート中断と発表され、現地時刻12:47に再度フォーメーションラップを行うことに。 この間、雨雲がサーキットに近づき、雨が早まりそうな気配となった。
各車再度フォーメーションラップに入り、69周のレースがブラックアウトとなる。ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、角田裕毅の順番でターン1へと入っていった。予選3番手の角田はエステバン・オコンと競りながらも、P3を死守する形になっている。 PU交換により5グリッド降格、後方17番グリッドのマックス・フェルスタッペンが大きくポジションを上げた一方、セルジオ・ペレスはターン11でスピンし、最後尾に順位を下げた。 フェルスタッペンは2周目のターン1で10番手までジャンプアップしている。 トップはラッセル、2番手ノリス、3番手角田、以下オコン、チャールズ・ルクレール、リアム・ローソン、オスカー・ピアストリ、フェルナンド・アロンソの順番で戦局が進む。 3周目に入るタイミングで、セクター3区間では雨が降り出したと報告するドライバーも。 レースはラッセルとノリスの2台が先行し、9/69周目には3番手角田との差が4秒まで開いた。角田もペースは悪くなく、後方オコンとの差は1.5秒ほどでP3での走行が続く。 ファステストラップを連発しているフェルスタッペンは10周目のターン1でピアストリをパスし、7番手まで順位を上げてきた。次の周のセクター2区間ではローソンもパスし、フェルスタッペンがP6となる。 15/69周目に入ると雨粒がやや目立ち、ここからしばらく雨が続くとの予報も。