<大阪・関西万博>夢洲で会場建設中 1年前との違いを写真で見比べてみた
<大阪・関西万博>夢洲で会場建設中 1年前との違いを写真で見比べてみた
大阪・夢洲(大阪市此花区)で行われる2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開幕まであと2年を切りました。筆者は約1年前から毎月、夢洲の隣、咲洲(同住之江区)にある地上252メートルの「さきしまコスモタワー展望台」から、会場建設の模様の撮影を開始。現在、会場一帯の地面にリング状の形が見えはじめています。 【拡大写真】御堂筋ランウェイの会場を盛り上げるミャクミャク
万博の会場には、高さ12メートル(外側は20メートル)、内径約615メートルという巨大なリング状の大屋根が建設される予定です。
2025年日本国際博覧会協会の広報担当によると、「リング(大屋根)がどこに建つのかを意識しながら整備工事を進めるので、(リング状の形が)うっすらとは見えてはいますが、あれがリングの基礎だということではありません。まあ、おおむねあの位置に建つんかな、とは思ってるんですが、あれが正確な位置かと言われるとちょっとまだ……リングそのものなのか、周囲の通路なのかっていうところもありますので」と話していました。
夢洲では、これまで下水管や雨水管の埋設や整地などの工事を実施。4月からは、準備ができたパビリオン出展国や企業に順次、土地を引き渡している状況とのこと。 今後、大屋根やパビリオンなどの工事が進み、完成した姿へと徐々に近づいていくことでしょう。 (取材・文:具志堅浩二)