「市民を守れるよう頑張っていきたい」 8カ月の寮生活と訓練 新人消防士が成果披露 三重・鈴鹿市
新人消防士らが訓練成果を披露=鈴鹿市(三重テレビ放送)
今春、三重県内の消防本部に採用された新人消防士が、これまでの訓練成果を披露する「総合査閲」が16日、鈴鹿市の三重県消防学校で行われました。 今年4月に採用されたのは女性4人を含む56人で、約8カ月にわたって寮生活を共にし、消防職員としての知識や技術を身につけるため訓練を行っています。 16日は、これまで取り組んできた救助や消防活動などの訓練を行いました。 建物火災を想定した訓練では、新人消防士らが大きな声を出して安全を確認しながら機敏な動きを見せ、8カ月にわたる訓練の成果を披露していました。 新人消防士は「これまで学んできたことをいかして市民を守れるよう頑張っていきたい」「女性として最前線で活動していきたい」などと話していました。 新人消防士らは12月3日に全ての課程を修了し、それぞれに所属する消防本部で活動する予定です。