名古屋・緑区のマンションで同居する両親を殺害したとして逮捕された男(36) 刑事責任能力を調べるため「鑑定留置」始める 名古屋地検
10月、名古屋市緑区のマンションで、同居する両親を殺害したとして逮捕された男について、名古屋地検は、刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を始めました。 この事件は10月、緑区亀が洞にあるマンションの一室で、この部屋に住む、喜多禎則さん(61)と、妻の由美子さん(61)が死亡しているのが見つかったものです。 同居していた2人の息子の無職・喜多圭介容疑者(36)が由美子さんの頭などを複数回殴り、殺害したとして逮捕され、その後、禎則さんに対する殺人容疑でも、再逮捕されていました。 名古屋地検は、喜多容疑者の刑事責任能力を調べるため、11月15日から、鑑定留置を始めました。 期間は、来年3月14日までの予定です。 喜多容疑者は、警察の調べに対し、「殺意はなかった」などと容疑を一部否認していました。