「鬼滅の刃」公開初日から盛況 今夜、東京スカイツリーもコラボ
累計1億部を突破する人気コミックを原作としたアニメ「鬼滅の刃」の続編となる映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が16日、全国公開を迎えた。作品人気を見込み、異例ともいえる上映回数を準備した劇場もある中、平日にも関わらずすでに多くのファンが劇場に向かい、ネット上でも同作に関する話が盛り上がる。コロナ禍でエンターテインメント界も打撃を受けてきた中、久々の華々しい話題となっている。
朝から多数のファンが劇場に足を運ぶ
この日たまたまツイッターに不具合が発生、通知機能が使えなくなったり、投稿できないといった状況が発生したこともあり、一部では「鬼滅の刃」の人気で投稿が殺到したためでは?という噂までささやかれた。実際はツイッターのバグによるものだったが、そんな声が出てくるほど同作の注目度は高い。 朝から劇場へ駆けつけたファンは「映画館めっちゃ混んでる」「良さそうな席が余ってて良かった」「観に来たけど物販エグいぐらい並んでる」などと“現場の最新情報”を続々ツイート。中には「観に行く方は感染予防しっかりして楽しんでください」とコロナへの注意を促すツイートや「入手した映画グッズを譲りたい」といったちゃっかり便乗したツイート、「今日の仕事を終わらせてから家族とレイトショーへ行く。待ちきれなかったのでどうしても公開初日に観たい」といった熱いツイートがタイムラインに並ぶ。 「多くの人が劇場へ行く理由としてはもちろん第一には作品の面白さと人気があげられますが、原作者の吾峠呼世晴氏の描き下ろし漫画が全国で合計450万名に配布されたり、他にも同氏のイラスト特製ぬり絵が250万名にプレゼントされたりと、入場者特典もあります。公式サイトでは公開に先駆け、ぬり絵の先行ダウンロードも行われました。アニメ制作のufotableが描き下ろしたオリジナルイラストのグッズも劇場で販売されたりと、そういった工夫も実際に足を運ぶ動機づけに効果を発揮しているのでしょう」(映画情報メディア40代男性編集者)