Google Pixel 9 Pro Fold、これ「ほぼ」完璧なのでは?
UIとAI:iPhoneぽいような?
私は生粋のAndroidユーザーです(その前はPalm)。なので、Pixel 9 Pro FoldのどことなくiPhoneぽいジェスチャーコントロールにはちょっと戸惑いました。が、これは慣れなので、ちょちょっと触っているうちに数分で自分のアプデ完了。スワイプ操作に慣れたら、昔から使っている古き良きボタンメニューにさよなら…。 あとは、10月にリリースされるだろうAndroid 15に期待です。レビューでは15ベータ版は使わず、Android 14でした。Google端末は、OS&セキュリティアプデが7年保証。OnePlusだと4年&5年保証なので、ここはさすがGoogle。 ソフト面でいえば、今年は何もかもAI。消しゴムマジックをさらに進化させた編集マジックは圧巻。背景を生成しフレーミングを調整してくれるオートフレーム。ズームにした画像の解像度を上げるズーム画質向上(Zoom Enhance)機能も素晴らしい。 なかでも私が1番度肝を抜かれたのは、編集マジックの拡張機能のReimagine機能。これ、写真内のオブジェクトを別のものに置き換えてくれます。あとは、写真を撮っている人も写真に加わるAdd Me機能も魅力だと思います。 Pixel Studioを使ってロゴ作ってみたのですが、これもなかなかよかったです。グラフィックデザイナー的助言をもらった気分でした。メモ代わりとなるScreenshots機能とCall Notes機能も便利ですが、掘り下げていくとGoogleをどこまで信用するかという話になりそう…。 AIがっつり派の人は、Google AI Geminiの無料版ではなく、Gemini Advancedがおすすめ。月額2,900円から利用可能。
パフォーマンス:プレミアム端末ならもっとやれたのでは?
うーん。これをいいと取るか悪いととるかは、どのモデルを買うかで変わってくるんですけど…。 Pixel 9シリーズって全モデルGoogle最新チップのTensor G4なんです。つまり、基本のPixel 9とその倍くらいの価格のPixel 9 Pro Foldのチップ一緒なんです。これ、Pro Foldを買う人からしたら、高額端末なんだからチップもスゴくしてくれよー!って言いたくなりません? こっちは3つの画面操作してんのよ?って。 まぁ、実際同じチップでも操作(アプリ起動、Chromeでのタブ30個開きなど)に遅れは感じなかったのですが。『崩壊:スターレイル』もスムーズにプレイできたのですが。ただ…10分くらいで端末がかなり熱くなっていました。