Google Pixel 9 Pro Fold、これ「ほぼ」完璧なのでは?
9月4日に発売されたGoogle(グーグル)の折りたたみスマートホン第2世代となるPixel 9 Pro Fold。ブック型で、開くと8インチの大きなディスプレイが魅力です。 【全画像をみる】Google Pixel 9 Pro Fold、これ「ほぼ」完璧なのでは? 発表後すぐのハンズオンでは、初代から手堅くアップデートされており、むしろこれを初代でやっておけばよかった。またはこれを初代にすべきだった!と漏らしていた米Gizmodo編集部。裏を返せば、Pixel 9 Pro Foldがそれほど使いやすくなっているということです。が、発売前から実機を手元でレビューしていた米Gizmodo編集部の感想は「ほぼ完璧」。完璧ではなく、ほぼ完璧な理由はパフォーマンスの期待値にあったようです。 短期間レビューではあるものの、以下、「ほぼ完璧」です。 私は大きめスマホ派です。2011年にSamsung Galaxy Noteがリリースされて以来、すっかり大きめ使いとなりました。Lenovo(レノボ)とGoogleのARがタッグを組んだPhab2 Proにも手を出したことがあるので、折りたたみスマホに臆することはありません。が、どうも乗り気になれない自分がいます。 乗れない理由の1つは値段。1,800ドル(日本では25万7500円から)って、1台のスマホの価格としてはかなり思い切っています。その値段なら、折りたたみだろうが、そうじゃなかろうが、市場で最もパワフルなスマホであってほしいものです。 が、GoogleチップのTensor G4はそうではない。Pixel 9 Pro Foldは折り畳める。一方で、Apple(アップル)やQualcomm(クアルコム)はもっとパワフルなチップセットを生産している。モヤモヤします。このモヤモヤも乗り切れない理由。 パフォーマンスを一回忘れると、美しいディスプレイや現時点では最高峰のAI機能、素晴らしいカメラといいとこばかり。ただ、Pixel 9シリーズの別モデルを見ると、カメラもうちょっと頑張れたのでは?という気もしますが…。