宮里藍、渋野日向子、古江彩佳も届かなかった…23歳西郷真央が米女子ゴルフ“新人賞”を受賞「34年ぶり…日本人からなぜ受賞者が出なかった?」
今季より米ツアーメンバー入りした西郷真央(23歳)が、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(=新人賞)に輝いた。 【画像】「ワンピース姿の宮里藍」「野球バットを振る上田桃子」「遼くんと楽しそうなニコニコ渋野」日本ゴルフを彩る女子プロ秘蔵写真 米国フロリダ州ティブロンGCで行われたツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」で、西郷は通算8アンダーの25位に入り、新人賞レースで2位のイム・ジンヒ(韓国)に年間で86ポイントの圧倒的な差をつけて受賞を決めた。 西郷は米ツアー1年目を迎えるにあたり、3つの目標を立てていた。 「(CMEグローブ・ポイントランキング上位60人まで出場できる)最終戦に出場すること。ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得すること。優勝すること。そのうち2つをクリアできてうれしいし、価値ある賞をゲットしたと思います」 試合後、自然と笑みが溢れた。
歴代の新人賞を見てみると…
新人賞は、言わずもがな“最も活躍したルーキーに贈られる賞”である。試合の成績によって決められたポイントが加算され、それを年間で最も積み重ねたルーキーが戴冠の栄誉を手にする。プレイヤーにとっては一生に一度しかチャンスがないため、その価値は大きい。 米国ゴルフ雑誌『ゴルフウィーク』のシニアライターのベス・アン・ニコルスも新人賞の意義を力説する。 「過去の受賞者を見ると、米ツアーで大成功を収めた選手たちの名がずらりと並んでいます。新人賞は将来の成功を予測する良い指標となります」 ニコルスが指摘した通り、歴代の受賞者には錚々たるプレイヤーが揃う。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン/1994年)、カリー・ウェブ(オーストラリア/1996年)、ロレーナ・オチョア(メキシコ/2003年)、リディア・コ(ニュージーランド/2014年)など、2006年から始まった現行のシステムの世界ランキング1位になった18選手のうち10選手が新人賞を受賞。先の最終戦を大逆転で制し、今季の年間女王に輝いたジーノ・ティティクル(タイ)も2022年に同賞に選出されている。 日本勢としては、1990年に小林浩美(現日本女子プロゴルフ協会)が獲得して以来、34年ぶりの快挙となった。 「最近の日本勢の活躍を考えると、過去にたった一人しか受賞してなかったなんて、驚きしかないです」(ニコルス) 西郷も新人賞の価値を十分に理解していた。 「例年(同賞を)取ってきた選手もすごい選手ばかりですし、いままで古江(彩佳)さんや尊敬する先輩たちでさえ成し遂げられなかった賞。自分なんかがとは思うんですけど、目標としていたものを獲得できてよかったです」
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