「とにかく難しいと思わせない努力を」キャディー河本結が心がけたこととは? 8位発進の弟・力「満点。すごく良かった」
ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日
◆国内男子プロゴルフ 最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップ 11月28~12月1日 東京よみうりカントリークラブ(東京都) 7002ヤード・パー70 【動画】河本結が “ホールインワン寸前”のスーパーショットに笑顔弾ける… ピンそばピタリの神ワザに称賛の声 これが実際の映像です
プロゴルファーの姉・河本結をキャディーに起用する河本力が、1イーグル3バーディー、4ボギーの「69」でプレー。1アンダーで首位と4打差の8位タイで発進した。
ティーオフ直後の1番をバーディーとし「すごくいいスタートが切れた」が、続く2番パー3で「ティーショットが目玉になってアンラッキーなボギー」を喫すると、続く3番と4番も続けて3連続ボギーを叩いた。 迎えた6番パー5で「しっかり振り抜いていいショットが打てた。あのティーショットでいい流れが作れた」と、会心のティーショットで悪い流れを断ち切ると、残り145ヤードの2打目地点から、46度のウェッジでピン左5メートルにつけてイーグルを奪って、スコアをイーブンに戻した。 「番手間の距離がすごく開くので、そのビトイーンの距離で、ライだったり、風だったり、その状況を判断して、『このクラブの方がいいよ』と言ってくれて。それでいいところに乗せられたりした」と、キャディーを務める姉の助言が生きた。 結は「とにかく難しいからこそ、難しいと思わせない努力をしました。どこに乗っても、『いいラインじゃん!』みたいな。難しいと思うと一気にコースが難しくなっちゃうので。それを気をつけたのと、あとは自分が選手の時に、風とライと、自分のあまた1個だと、あとで気づいたりするので、そこを細かいところまで。2人の脳と目があったからアドバイスできた」と、二人三脚の一日を振り返った。 「セッティングが女子にはないセッティング。本当に頭を使わないと難しくなっちゃうので、自分のゴルフに生きるなと思います」と自身のためにもなっている。 力は「事前にどうして欲しい、どうしたいというのをある程度コミュニケーションを取る時間があったので、そこら辺はストレスなくできた」といい、キャディーの評価を問われると「満点。タッグとしてはすごく良かった」と称賛した。
ゴルフのニュース編集部