【コックスプレート】ムーニーバレー競馬場解説 最後の直線は173メートル!トップスピードでのコーナリングが必須
[GⅠコックスプレート=2024年10月26日(土曜)、3歳上、ムーニーバレー競馬場・芝2040メートル] コックスプレートが行われるムーニーバレー競馬場(1周左回り1805メートルの芝コース)の最大の特徴は、最後の直線が173メートルしかないこと。仕掛けどころは最終コーナーの前。そのコーナーには7・5度のバンクがついているとはいえ、トップスピードでカーブを回るためのコーナリングのうまさが求められる。 約5メートルある高低差もポイント。大まかに言うと、スタンド側が高く、向正面が低い形状。1コーナー過ぎから2コーナー手前まで5メートル下って、3コーナー過ぎから最終コーナーの半ば過ぎまで5メートル上る。上り部分は仕掛けどころでもあるだけに、上り坂で加速できるパワーも要求される。 また、コックスプレートの芝2040メートルは、最終コーナーからゴール前の直線に入る辺りからの発走。最初のコーナーまでは200メートルほどだ。基本的には内枠が有利な印象で、特に外枠の先行馬にとってはスタートの重要度が高い。
東スポ競馬編集部