本田真凜さん、引退後初めてのクリスマスシーズン「10年以上ぶりに楽しめている」現役時代は全日本控え「常に緊張感」
プロフィギュアスケーターの本田真凜さんが4日、横浜市の山下公園で開催されるイベント「Winter Wonder Park Yokohama」のオープニングセレモニーに登場。真っ白なコートに髪には赤いリボンと“クリスマスカラー”のファンションで、イルミネーション点灯を行った。特設のスケートリンクでは子どもたちとのコラボで華麗な滑りも披露し、「初心者の方は滑りやすい印象。キラキラした街の海沿いのリンクで滑ることができてとても幸せ。開放感がすごい」と語った。 昨季まで現役だった本田さんにとって、12月と言えば、国内で最も大きな全日本選手権が迫る時期。現役時代のこの時期はとにかく緊張感があったと言い、「街がキラキラしてくる時期は全日本や全日本の予選が近づいてくるスケートのシーズン。常に気を張っていて、常に緊張感がある状態だった。(今年は)ほんとに10年以上ぶりにクリスマスの街のイルミネーションを心から楽しめている気がする」と笑顔。 今年の全日本(12月・大阪)は“伝える側”として携わることになり「取材もたくさんさせていただいた。私だからこそ伝えられることをいろいろ研究して、(選手)みんなの気持ちをお伝えできたらうれしい」と意気込んだ。 本田さんは今回のイベントのアンバサダーに就任。光と音楽が融合したスペシャルな空間に特設リンクが設置され、スケートを体験することができる。12月5日~来年3月2日まで行われる。
報知新聞社