春に美しいスイセンの花を咲かせましょう!正しい植え方や育て方、うまく咲かせるためのコツとは?
ペットに対して有毒?
その通り。アメリカ動物虐待防止協会は、スイセンが猫や犬、馬に対して毒性があると発表しています。口に含むと、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。球根の多くは有毒で、一定の量以上を摂取した場合、不整脈やけいれん、貧血、震えを引き起こしかねません。
スイセンを植える時期
秋に植えましょう。ただし、具体的な月に関しては、お住まいの場所や最初に霜が降りる日によって変わります。「スイセンを植える最適なタイミングは、最初の(植物を枯らしてしまう)枯らし霜が過ぎた後です」とハッチンズ。「平均的な初霜の日は存在しますが、カレンダーに丸をつけるだけで安心しないでください。その週のどこに霜が降るわからないのですから」 根が育ち過ぎてしまうので、球根はあまり早い時期に植えないようにしましょう。「タイミングを見誤ると、過剰な水分を持て余すことになるか、球根が判断を誤って根を生成するのではなくその他の部分を成長させようとしてしまうのです」とハッチンズはいいます。土が冷たいと、その間成長は止まります。そして、春を迎えて再び温まった土が成長プロセスのスタートを促してくれるのです。 植える準備ができるまで球根を保管したい? それなら、球根を暗くて涼しく、乾燥した場所に置いてください。地下などがいいですね。休眠期間の状態を保ってもらいましょう。
植え方は?
スイセンの球根は、露地栽培も鉢植えも可能。鉢で育てる場合、深さが十分あることをご確認ください。一般的には7号くらいの鉢であれば、根が不自由なく育つのに十分です。 開花を成功させるにあたり、花壇や鉢の広さや深さは非常に大事なポイントです。球根のサイズに従い、決めましょう。植え方に関しては、簡単なルールがあります。 「スイセンを植える際は、球根の大きさの3倍ほどの深さを掘り、幅も球根の3倍を確保しましょう」とハッチンズ。広々としたスペースは、ブランケットの役割を果たしてくれます。「この深さが、植物を厳しい冬の寒さから守ってくれるのです」と彼はいいます。「そして、この程度の幅を確保できれば、スイセンは十分に広がりながらも、ほどよい密度で成長することができます」 球根は、尖っている部分をうえにしてください。根は下です。何かの間違えで逆の方向に植えてしまったとしても、ご安心を。(多少時間がかかるものの)スイセンは正しい方向に育ってくれます。