ランボルギーニ・ウルスとは? 詳しく解説!
ランボルギーニ初のターボエンジンを搭載
ウルスに搭載されるパワーユニットは、ランボルギーニ製ではなくアウディRS6などに搭載されていた4リッターV8ツインターボエンジン。意外なことに量産車ではランボルギーニ初となるターボエンジンを採用しました。 このエンジンは最高出力650馬力、最大トルクは86.7kgmを発揮。0-100km/h加速が3.6秒、0-200km/h加速は12.8秒とSUVとしては圧倒的な加速性能を誇ります。 また、2022年に登場したペルフォルマンテはエンジンの出力が666馬力まで高められました。
300km/hオーバーを可能とした走行性能
加速以外で注目したいのが最高速度。ウルスの最高速度は305km/hともっとも速いSUVとなりました。スーパーカー世代の方ならわかると思いますが(公称)300km/hを誇ったカウンタックより速い最高速度を可能としたのです。 このように300km/hを超える最高速度を発揮するウルスには、前後ともに巨大なブレーキを装備。前後ともにカーボンセラミックディスクを装備し、ハイパフォーマンスSUVに見合う強力な制動力を備えました。
ウルスの最新モデル「ウルスS」とは
一見、同じに見えるウルスとウルスS。ただ外観にはいくつかの変更点があります。 デザイン的に大きな変更点といえるのがフロントグリルとフロント&リヤバンパー。フロントグリルには水平方向のシンプルなフィンを装備。ボンネットにエア・アウトレットも新たに設置されています。 リヤバンパーはスリットの形状を変更。バンパー下部はマットブラックに仕立てられたほか、オプションでマットブラックのテールパイプを選択できるようになりました。 エクステリア同様、インテリアデザインも変更。 ペルフォルマンテと同じ2トーントリムやコントラストカラーを新たに設定したほか、コネクテッド・ナビゲーションをはじめ、スマートフォンによるセキュリティ管理などにも対応しています。
爆発的な加速を実現
ウルスSが搭載するパワーユニットは4リッターV8ツインターボ。最高出力はペルフォルマンテと同じ666馬力を発揮。最大トルク86.7kg-mを発揮します。 ウルスよりパワーアップしたエンジンを搭載しており、最高速度こそ305km/hと同じですが、0-100km/h加速はウルスより0.1秒速い3.5秒とすさまじい加速力を可能としました。 強烈なパワーとトルクを発揮するエンジンには8速ATと進化したアクティブ・リヤ・トルク・ベクタリング付きのフルタイム4WDを組み合わせています。 4WDシステムはトルクの振りわけを調整可能としたことで、ウルスに比べ素早い前後トルク配分の変更を可能としました。