国葬儀の実施「一定のルール設定目指す」松野官房長官会見10月14日(全文)
国葬のルールはどういったものをイメージするのか
朝日新聞:国葬に関連して、朝日新聞の楢崎です。検証後のルール作りについて伺います。岸田総理は、かつては実施基準についてはその都度、政府が総合的に判断するのがあるべき姿だと発言されてましたけれども、なぜ一定のルールを設けることを目指すことになったんでしょうか。また、ルールは【立法においての 00:05:03】どういったものをイメージしているのでしょうか。 松野:内閣総理大臣経験者の葬儀の在り方については、これまでもその時々の内閣においてさまざまな事情を総合的に勘案し、その都度、ふさわしい形を判断してきたところであります。一方で、今回の安倍元総理の国葬儀に対して、国民の皆さまや各党、各会派から、さまざまなご意見、ご批判をいただいたことは真摯に受け止めなければならないと考えており、今般、幅広い有識者の方々からご意見を伺い、国葬儀について意見と論点を整理することとしたところであります。 その上で、意見と論点の公表後、国葬儀の実施について国会との関係など、どのような手順を経るべきなのか、一定のルールを設けることを目指すこととしています。具体的な進め方については意見収集、論点整理も踏まえて検討することとなりますが、その際、この意見収集、論点整理を素材として国会でもご議論をいただき、国民各層の幅広いご理解を得るよう努めていきたいと考えています。政府としては一定のルールについて予断を持つことなく、まずは幅広い有識者から意見を収集し、論点を整理していきたいと考えております。
岸田首相や松野長官の靖国神社への参拝予定は
共同通信:共同、スズキです。靖国神社の秋季例大祭について伺います。17日からの靖国神社秋季例大祭に関しまして、岸田首相や松野長官は参拝のご予定はありますでしょうか。また、参拝しない場合でも真榊や玉串料を奉納するご予定はありますでしょうか。併せて伺います。 松野:靖国神社に参拝するか否か、あるいは真榊を奉納するか否かについては総理が適切に判断をされることであり、私も同様であります。