国葬儀の実施「一定のルール設定目指す」松野官房長官会見10月14日(全文)
北朝鮮が拉致邦人の一部返還意向を示した場合、どう対応するのか
安積:フリーランスの安積です。北朝鮮による邦人拉致問題についてお伺いいたします。これまで政府は被害者について、北朝鮮に一括返還を求めてきたわけなんですけども、例えば最近、報道で、何名か北朝鮮のほうから返すオファーがあったというような、そういう報道がありました。拉致担当として、長官、どういうふうにお考えでしょうか。例えば北朝鮮から一部返還、一部といいますか、数名返還を求められたときに、これを終わりにしないという前提でもって、その返還に対して応じていって、返還の実現に努めるというような姿勢は、方針転換になりますけども、そういったことは行われるおつもりでしょうか。 松野:まず、拉致被害者にご帰国いただくために政府としてさまざまな活動を行っております。その間のやりとり等も含め、詳細に関しましては今後の交渉等に影響があるため、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。今、お話、ご指摘をいただいた案件について、仮定の問題に関して、今、私からお答えすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、その上で、拉致被害者の救出に序列は決してありません。拉致被害者ご家族および拉致被害者もご高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もないと考えております。全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、全力で行動していくという決意であります。 安積:フリーランスの安積です。全ての拉致被害者に一刻も早く救出というのは、これまでの政権も言ってきたことなんですけども、全ての拉致被害者さんに一刻も早く救出すべきだということに加えて、1人でも多くの拉致被害者の方に早く救出、【*******12:49】、帰国を実現させてあげたいというようなことを【****00:12:53】になるようなポイントはありますでしょうか。 松野:政府としては拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく全力を尽くしてまいりたいと、先ほど申し上げたとおりでございます。その結果を出すことが全てであり、それに至る道筋、プロセスについて言及をすることは差し控えさせていただきたいと思います。 男性:よろしいでしょうか。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】松野官房長官会見10月14日