西村優菜は日本からの連戦 ハードスケジュールに「まだ眠いです(笑)」
<クローガー・クイーンシティ選手権 事前情報◇18日◇TPCリバーズ・ベンド(米オハイオ州)◇6705ヤード・パー72> 6年前の渋野日向子の姿【写真】 米ツアー直近5試合で予選落ち。その後挟んだ1週間のオフで、西村優菜はスイングの調整を行い、日本ツアー「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」に出場した。いまの状態を今大会を中継するWOWOWのインタビューで答えた。 ホステスとして臨んだ一戦で、結果はトータル2アンダー・40位タイ。求めていた最高の結果は出せなかったが、「気持ちよく振れた」とポジティブに捉える。3日間戦い抜き、米国に“戻ってきた”。「まだ眠いです(笑)」と話しながらもプロアマをこなし、最終調整を行った。 2022年に新設された今大会は舞台を変え、TPCリバーズ・ベンドで開催される。アーノルド・パーマー設計で01年に開場。長い距離に加え、グリーンのアンジュレーションが効いた難コースだ。インコースはウッドでパーオンを狙うホールが多く、グリーンの幅も短く感じる。ウッドでピンを狙える精度を持つ西村にとっても、「やっぱり距離が欲しくなる。結構難しい」というのが正直な印象だ。 現在、ポイントランキングは62位で2年連続のシード権には当確している。今シーズンは残り9試合。いまの目標はポイントランク60位までの選手が出場できる最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」に行くこと。そしてシーズン開幕前に掲げた「今年は優勝」という言葉。「自分の調子が上がってない中なので近くは感じないですが、残り試合しっかり諦めずに」と前を向く。 「自分にとってはタフな試合になると思うんですけど頑張りたい」と米ツアー6試合ぶりの予選通過を狙う。実りある秋にしたい。