初心者ほど陥りやすい「落とし穴」に要注意…50代・60代が“絶対にやってはいけない投資”5選【CFPの助言】
「何かよさそう」という感覚だけで投資商品を買わない
今回は、50代・60代に向けて、「やってはいけない投資」について見てきました。投資を始める前にすべきこととして、まずは生活費をしっかり把握するということ。これは家計も企業も一緒です。「入り」と「出」を把握して無駄を省くことが、お金が貯まる第一歩です。 そして、目的・目標を定めるということ。目的に向かって強い意志を持って、ひとつひとつステップアップしていくことが大切です。 また、知らないものには投資しないということ。商品性をしっかり理解し、納得して買うことを大事にしてください。金融機関の人に勧められた場合、どうしてそれが自分に合っているのか、納得するまで聞くことをおすすめします。 過去のパフォーマンスは、将来を約束するものではありません。ましてや、自分に合った商品なのかどうかはわかりません。金融機関も買ってもらうことが目的なので、いろいろな人に同じ商品を販売するケースもあると思います。「何かよさそう」というだけで、買ってしまわないようにしましょう。 金融機関で商品を購入するときにハンコを押して、インターネットであればボタンを押して契約するということは、みなさんが納得したうえで契約していることになるので、すべてみなさんの責任です。自分で理解するまで、しっかりと学習することが大事です。 50代・60代の人が投資をするのは、まだまだ遅くないと思います。やらなければならないことを理解したうえで、投資を行なうようにしてください。 市川 雄一郎 グローバルファイナンシャルスクール(GFS)