ブレードが搭載されたルアーは大抵の場合、ブレードが回転して波動やフラッシングを発生し、ターゲットにアピールするというものが多い。スピナーベイトやテールスピンジグ、最近ではソルトのブレードジギング用ジグもその類だろう。しかし、ブレードに水流を受けることで接続されているボディを激しく動かすルアーと言ったら…なかなか珍しいのではないだろうか。そんな新しいカテゴリーのルアーが、アクアウェーブの『ブレードマジック』シリーズだ。 【画像】「すんごいブレード搭載」ブレードマジックのスペックと価格

後端に搭載されたブレードが前方のボディを動かすという新発想ルアー！

ブレードマジック（アクアウェーブ）

ブレードに水流を受けることで、後方に接続されているジグヘッドを激しく振動させる「チャター系ルアー」は、皆さんもご存じだろう。動力を発生させる仕組みとしては、ブレードマジックも同じと言ってもいい。 しかし、問題はブレードとボディの位置関係で、ボディの後端にブレードが搭載されているのが、ブレードマジック最大の特徴とも言える。 流線型ボディに沿って流れる水流は勢いよく当たることでブレードを激しく振動させ、ウォブンロールアクションとブレードが発生する波動＆フラッシングでフィッシュイーターへと強力にアピールできる。

ウェイトの異なる2サイズを使い分けてシャローからボトムまで全レンジをカバー

対象魚はブリ系、サワラ系などの青物をはじめ、ストラクチャーをタイトに攻めればシーバス、ボトムスレスレをキープできればロックフィッシュなど、さまざまなフィッシュイーターを攻略可能。 タダ巻きがベーシックな使い方だが、ジャークを入れて食わせの間を与えたり、水深があればフォールだけでもフラッシング＆波動で誘うことができるので、積極的にトライしてみよう！ ウェイトを活かしたロングキャスト＆ファストシンクで広範囲を手早く探ることができれば、オカッパリからでも俊足の青物を十分に狙えるのだ。 基本は着水後に任意のレンジまでルアーを沈め、タダ巻きするだけでOK。巻きスピードの変化やジャークなどのアクションを加えれば、バイトチャンスがさらに広がる。